ブログ
ブログ




2026年10月1日より、あおい堂治療院は法人化して12期目に入りました。
あおい堂治療院の会社名は、「碧医堂(あおいどう)」といいます。
「碧医堂」という名前には、私が鍼灸治療に向き合ううえで、大切にしている考え方を込めています。
「医」は、医療・医学を意味します。
鍼灸は、古くから受け継がれてきた東洋医学の一つです。
そして「碧(あおい)」という文字には、私なりの意味を込めました。
「碧」は、「王」「白」「石」という三つの文字からできています。
この三つを、それぞれ私の治療に対する姿勢として捉えています。
「王」──人を中心に
まず、「王」。
私は、この「王」を「中心」という意味で捉えています。
治療の中心にあるのは、症状でも病名でもありません。
そこにいる、一人の人間です。
同じ「腰痛」という症状でも、その原因や身体の状態、生活環境は人によって違います。
だからこそ私は、症状だけを見るのではなく、その人自身を見つめることを大切にしています。
人を中心に考える。
それが、碧医堂の治療の出発点です。
「白」──本質を見つめる
次に、「白」。
白には、清らかさや明晰さ、余計なものを取り除くというイメージがあります。
私はこれを、「本質を見る」という意味にしました。
「肩が痛いから肩を治す」。
それだけではなく、
「なぜ、この人の肩は痛くなったのか」
「身体のどこに問題があるのか」
「その人の生活の中に、何か原因はないか」
そうしたことまで考えながら、身体全体を見ていきます。
目の前に現れている症状だけにとらわれず、その奥にあるものを見極める。
それが、私の目指す治療です。
「石」──技術を積み重ねる
そして、「石」。
石は、簡単には動かず、長い年月を経ても残ります。
私はそこに、積み重ねることの大切さを重ねました。
鍼灸の技術は、一朝一夕で身につくものではありません。
一人ひとりの患者さんと向き合い、一つひとつの症例から学び、日々の研鑽を重ねる。
その積み重ねが、やがて確かな技術になっていく。
伝統を大切にしながら、新しい知識や技術も学び続ける。
そうして、時代が変わっても揺らぐことのない治療を築いていきたいと考えています。
「碧医堂」が目指すもの
王──人を中心に。
白──本質を見つめる。
石──技術を積み重ねる。
この三つが、「碧」という一文字に込めた私の理念です。
そして、その先にあるのが「医」。
人を中心に考え、本質を見つめ、技術を積み重ねる。
そのための専門性として、私は鍼灸という東洋医学を選び、日々の治療に向き合っています。
「碧医堂」という名前を見たときに、少しでも私の考えを感じていただけたら嬉しく思います。
これからも、一人ひとりの身体と真摯に向き合い、皆さまの健康を支える存在であり続けたいと思います。